岩肌

令和七年六月十日

記録者 権田奏太

”以下の内容は、間違いなく真実といえない。少なくとも記録者はこれを真実だと確信していない。”


岩肌に 根を張る木々が からみ合う

空飛ぶ種が  地に宿り

幹になるまで 気が付かず

心の地下水  吸われては

肩の荷増えて 乾く土

砂鉄を運ぶ  篩には

水の流れる  岩と土

滑って転んで すりむけた傷