螺旋の階段

令和七年六月十一日

記録者 権田奏太

”以下の内容は、間違いなく真実といえない。少なくとも記録者はこれを真実だと確信していない。”


黒い渦 振り回されて 踊るのみ

流木掴み     上に乗り

重さで回り    また落ちる

再び溺れ     ままならぬ

何度繰り返したのだろう

何度繰り返すのだろう

何周目かの    再演日

受け容れ気付く  筋書きの

言葉の余白    書き込めば

言葉の意味が   書き換わる

いつから黒い   渦なのか

閉じてた眼を開け 見てみると

埋め込まれた杭  建つための

光へ向かう    螺旋の階段